近視、遠視、乱視とは
最近のカメラは自動でフォーカスが合うように調整し、最もピントが合ったところでシャッターを切ってくれます。このオートフォーカスがうまくいかないとピンボケの写真になってしまいます。目はカメラに例えられますが、眼球にもこのオートフォーカス機能が備わっています。しかもカメラよりもずっと高性能です。目は角膜と水晶体に光を通すことで網膜にピントの合ったきれいな映像を映し出します。きれいな映像が得られない理由は大きく2つあります。一つは眼球の前後の長さが正常よりも長かったり短かったりすること、もう一つはピントを合わせる機能を持った水晶体がうまく働かないことです。
近視はピントが網膜よりも手前にあってしまう状態です。眼球の長さが長すぎたり、角膜や水晶体の屈折率が強すぎたりすることが原因です。
逆に遠視はピントが網膜よりも後ろにしかあわない状態です。眼球の長さが短すぎたり、屈折率が弱すぎたりすることが原因です。
乱視は角膜や水晶体のゆがみが原因で起こります。目が理想的なレンズであれば理論上乱視は発生しないのですが、多少のゆがみがあるのが普通です。ゆがみがあることで焦点が一つに定まらなくなり、像がぼやけてしまいます。通常は近視や遠視と同様に眼鏡等で補正できますが、角膜の病気などで生じる不正乱視の場合は完全に矯正することは難しくなります。
Clinic Detail
クリニック概要
- 医院名
- 訪問眼科こうのクリニック
- 診療科目
- 眼科(訪問診療、往診)
- 住所
- 〒252-0334
神奈川県相模原市南区若松2-1-29 - 院長
- 河野 智子(日本眼科学会 眼科専門医/医学博士)
- TEL
- 042-766-0770
- FAX
- 042-766-0880
- 診療圏
- 相模原市南区を中心とした地域 詳細≫
- 休診日
- 水曜・木曜・土曜・日曜・祝日