黄斑上膜とは
黄斑上膜とは、網膜の上に薄いセロハンのような膜が張り付いてしまう病気です。網膜はカメラでいうところのフィルムの役割をしていますが、特に網膜の中心にある黄斑は物体の形を鮮明に感じ取る部分です。この上に余計な膜がかぶさった状態になり、膜が縮むことで網膜にしわがよってしまうこともあります。
症状
膜が薄く、しわが寄っていない場合には自覚症状に乏しいこともありますが、セロハン膜を通してものを見ることになりますので、視力低下をきたします。また、網膜にしわが寄る状態になると、ものが歪んで見えるようになります。
治療
目の中の膜は点眼薬で消えることはありません。また、眼鏡をかければゆがみがなくなるということもありません。唯一の治療法は網膜の上にある膜を手術で取ることです。手術のタイミングは視力低下やゆがみの症状が強く、患者さんが不自由を感じたときです。
Clinic Detail
クリニック概要
- 医院名
- 訪問眼科こうのクリニック
- 診療科目
- 眼科(訪問診療、往診)
- 住所
- 〒252-0334
神奈川県相模原市南区若松2-1-29 - 院長
- 河野 智子(日本眼科学会 眼科専門医/医学博士)
- TEL
- 042-766-0770
- FAX
- 042-766-0880
- 診療圏
- 相模原市南区を中心とした地域 詳細≫
- 休診日
- 水曜・木曜・土曜・日曜・祝日