加齢黄斑変性症とは
「黄斑」とは網膜の中心・直径約1.5mmの範囲を言い、物を見るにあたって最も重要な部分です。この黄斑に老廃物が蓄積して機能が障害され視力が低下する疾患が加齢黄斑変性症です。加齢黄斑変性症は高齢者の失明原因の一つで、しかも近年増加する傾向にあります(日本における視覚障害者手帳の交付原因疾患として第4位)。
この疾患のリスク因子としては、喫煙、紫外線による酸化ストレス、偏った食生活などが挙げられています。
症状
視力低下のほか、歪んで見える、小さく見える、中心が暗く見えるなどの症状が出ます。見ようと思う場所が見づらくなりますから、自覚しやすい症状です。ただし、両眼で見ていると気づきにくいので、時々片眼ずつ見え方を確認するのがおすすめです。
治療
加齢黄斑変性症の治療法にはレーザー治療、PDT(光線力学的)治療、TTT(経瞳孔温熱)治療、抗VEGF(血管内皮細胞増殖因子)薬治療があります。このうち抗VEGF薬という薬は即効性があり、かつ効果が非常に強力であることから、この薬を目に注射する治療が広く行われています。
Clinic Detail
クリニック概要
- 医院名
- 訪問眼科こうのクリニック
- 診療科目
- 眼科(訪問診療、往診)
- 住所
- 〒252-0334
神奈川県相模原市南区若松2-1-29 - 院長
- 河野 智子(日本眼科学会 眼科専門医/医学博士)
- TEL
- 042-766-0770
- FAX
- 042-766-0880
- 診療圏
- 相模原市南区を中心とした地域 詳細≫
- 休診日
- 水曜・木曜・土曜・日曜・祝日